2018年夏、15年ぶりに地球と火星が大接近します。

なんと地球と火星との間の距離が、6,000万キロを切る5,759万キロまで近づくんです。

地球と火星の距離は、一番近いときと、一番遠いときでは、およそ2倍の差があるので、距離によって見え方にはかなり違いがあります。

 

2018年の大接近は、もちろんかなり火星が大きく見え、観察の絶好のチャンスとなりますね。

せっかくなら、ぜひ自分でも火星大接近を見てみたいという方も多くいるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、

  • 2018年の火星大接近はいつ?
  • 火星大接近の時間や方角は?
  • 東京で行われる火星大接近の観望会イベントは?

といったことについて見ていきたいと思います。

ぜひめったにないチャンスを逃さずに、火星大接近を自身の目で見てみてくださいね!

 

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Contents

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2018年の火星大接近はいつ?時間や方角を確認!

まずは、2018年の火星大接近の概要をごらんください。

  • 【日程】2018年7月31日(火)
  • 【時間・方角】夜半頃から午前2〜3時にかけて南の空

火星が大接近すると聞くと、せっかくなので自分も見てみたいという方が多いことと思います。

ところが、普段から星に興味がある方でなければ、何時頃にどの方角を見ればいいのかは、わからないという方がほとんどではないでしょうか。

 

そこで火星大接近の7月31日に火星が夜空のどこにあるか、図で見てみましょう。

引用元:https://www.nao.ac.jp/

 

7月31日の火星は、夜7時ごろに南東の地平線から出てきて、21時ごろにはまだ南東の低い空にあります。

その後、真夜中ごろにかけて南の空に上っていきます。

 

21時頃には東の空に月があがってくるのですが、火星はもちろん最接近していてマイナス2.8等の明るさがあるので、赤く明るく輝く火星を観察する邪魔にはならないでしょう。

火星大接近を迎える7月31日の真夜中から2〜3時にかけては、真南の高い空に火星が上がっており、この時間が一番の見頃になります。

火星はいつまで明るく観察できる?

もしも7月31日の天気が良くなく、夜空が雲に覆われてしまっていてもがっかりする必要はありません。

大接近の時と比べると暗くなるかもしれませんが、10月にかけて十分明るい火星を観察することができるんです。

特に一週間位の差なら誤差の範囲内で、十分大接近の時と同様の火星をみることができますよ。

 

実は火星大接近の観察に最適なのは、大接近当日を過ぎた2018年の8月とも言われています。

7月と比べて火星の夜空に見える位置が早い時間から高く登るので、真夜中を待たなくても火星が観察しやすいんです。

夏休みのお子さんと一緒に見ることもできますね。

8月中旬までなら、明るさもそこまで変わりません。

また、9月から10月にかけては、火星は少し暗くなるものの、十分明るい火星と月との共演も楽しむことができますよ。

火星最接近の当日はもちろん、10月にかけて十分火星の姿を楽しんでくださいね!

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東京で行われる2018年の火星大接近の観望会イベントを紹介!

せっかくの火星大接近を、どうせならみんなで観察しようと観望会のイベントも各地でおこなわれます。

そこで東京で行われる火星大接近の観望イベントをみていきましょう。

六本木ヒルズ展望台 火星接近 観望会

六本木ヒルズ展望台の東京シティビューでは、専門家の話を聞きながら、天体望遠鏡で火星大接近の観察を楽しめる「火星接近 観望会」のイベントが開催されます。

申込不要で、スカイデッキまでのの入場料(一般 2,300円)だけで追加料金なしで参加できるのは、とてもお得感がありますね。

 

  • 【開催期間】2018年7月27日(金)~8月3日(金)8日間
  • 【時間】20:00~22:00(最終入場 21:30)
  • 【場所】六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー「スカイデッキ」(森タワー屋上)
  • 【料金】無料
    • ただし、スカイデッキまでの入場料(一般 2,300円)が必要。
    • 年間パスポートの所持者は無料。
  • 雨天・曇天などで星が見えない場合は中止。
    中止の場合は、当日の17:30頃に東京シティビュー 公式サイトにて発表。

 

東京ソラマチ 火星大接近・天体観測イベント

スカイツリーのふもとにある東京ソラマチでも総合光学機器メーカー「ビクセン」の協力で火星大接近の天体観測イベントが行われます。

こちらも天体望遠鏡メーカーピクセンのスタッフによる解説とともに観察をすることができるので、ただ火星をみるよりも深みのある観察ができそうですね。

 

  • 【開催日程】2018年7月31日(火)
  • 【時間】20:00~23:00
  • 【場所】東京ソラマチ 4F スカイアリーナ
  • 【料金】無料
  • 気象状況(雨天・曇天・荒天等)により、観測が不可能な場合、イベントを中止する可能性あり。

 

まとめ

今回は、2018年7月31日に観察することができる火星大接近について、時間や方角と、東京で開催される観望会イベントなどについて見てきました。

  • 火星大接近の時間・方角 → 7月31日真夜中から午前2〜3時・南の方角
  • 当日火星大接近を見逃した → 10月にかけて長く楽しめる
  • 東京でのイベント → 六本木ヒルズ・東京ソラマチなどで開催

今回の火星大接近のチャンスを逃してしまうと、次に見ることができる大接近は、17年後の2035年になってしまいます。

7月31日の当日に見逃してしまったとしても、かなり長い期間火星の観察を楽しむことができるので、今年の秋はぜひ火星に注目してみてくださいね!

 

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